<釜山国際映画祭>是枝裕和監督「父親の役割は100人100色…正解はない」(1)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.10.07 13:29
『誰も知らない』(2004)、『歩いても歩いても』(2008)など私たちの時代に揺らぐ家族問題を扱って注目を浴びてきた是枝裕和監督(51)。彼が新作『そして父になる』をひっさげて第18回釜山(プサン)国際映画祭を訪れた。
『そして…』のキーワードも家族だ。監督は、6年前の出産当時の病院で子供が取り違えられた事実を後で知らされてから2つの家族が互いに交流しつつ体験する感情の微妙な変化に焦点を当てた。すべてにおいて自信に満ちあふれた中産層家庭の良多(福山雅治扮)の視点から果たして父親というのは何なのか、親子というのはどんな関係なのかを鋭く問うている。是枝監督に5日釜山で会った。今年のカンヌ国際映画祭で審査委員賞を受賞したこの映画は、12月頃に韓国内で封切りされる予定だ。