20年前は安価で選んだ韓国アニメ、今は最高だから協業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.25 16:49
スーパーヒーローに変身する装置を持つようになった10歳の少年の冒険を描いたテレビアニメ『ベン10』。米国カートゥーンネットワークスタジオが制作してエミー賞を3回受賞し実写映画にもなったヒット作だ。だが世界的に成功したこの作品が、韓国アニメーターの手を経て誕生したことを知っている人は多くない。現在放映中の『ベン10オムニバス』の場合、キャラクター設定やストーリーボード構成などのプレ・プロダクション(pre-production)とバックミュージック録音などのポスト・プロダクション(post-production)を除く実際の制作過程を韓国のアニメーションスタジオが専門に担当している。米国と韓国を行き来して両国の協業を導いているのがカートゥーンネットワークスタジオのブライアン・ミラー代表(52)だ。
来年放映される作品の制作について話し合うため韓国を訪れたミラー代表に23日会った。彼は「20年前から韓国の企業と仕事をしているが、初めは経済的な理由で韓国を選んだけれども今は高いクォリティーのために韓国を好む」と語った。現在『ベン10』シリーズをはじめとして『アドベンチャータイム』、『レギュラーショー』などカートゥーンネットワークスタジオで制作中の5作品にロフドラフトコリア・セロムアニメーション・ソンミンイメージピクチャーズ・株式会社ムアなど4つの韓国アニメーションスタジオが参加している。