ケニアで人質テロ…韓国人1人含む59人死亡
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.23 08:52
ケニアの首都ナイロビで21日、イスラム武装組織が人質テロを行い最小59人が死亡し175人が負傷した。死亡者の中には西洋人が多く含まれ、韓国人女性1人も犠牲になったことが22日までに確認された。テロ犯はショッピングモール利用客を人質とし、コーランを暗唱できない人はイスラム教徒ではないと見なして順に殺害した。事件発生2日目の22日もテロ犯が人質数十人を捕まえ抵抗しており、イスラエルの特殊部隊がケニア軍と共同で鎮圧作戦に加担するなど国際社会が共同対応に乗り出した。自国民に被害者を出した米国と英国もケニア政府の鎮圧作戦を全面支援すると明らかにした。
韓国外交部はナイロビのウェストゲートモールで発生したテロ事件で韓国人女性が銃傷と手榴弾の破片による外傷で死亡したとみられると明らかにした。この女性はカン・ムンヒさん(38)とみられる。駐ケニア韓国大使館は、「カンさんとともにショッピングモールにいた英国籍の夫から妻が行方不明になったとの連絡があり、遺体保管所にあった東洋人女性の遺体がカンさんのものか身元確認作業を始めた。警察の指紋確認結果を待っているが、カンさんの知人と夫の同僚は銃撃にあった遺体を見てカンさんだと確認した」と説明した。カンさんは外資系コンサルティング会社に勤める夫とともに最近ナイロビに来たという。