北朝鮮の対南非難、李石基の名前一度も挙げず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.09 13:57
北朝鮮が、統合進歩党の李石基(イ・ソッキ)議員側への家宅捜索が行われて10日ぶりに非難攻勢に出た。朝鮮中央通信は7日、今回の事態を「窮地に追い込まれた者が操作した現代版魔女狩り」と主張した。これに先立って対南宣伝機構である祖国平和統一委員会は6日夜「南朝鮮傀儡保守輩党は、何か内乱陰謀事件とかいうものものしい扱いにして統合進歩党の国会議員をはじめとする関係者たちへの弾圧騒動を狂乱的に行っている」とした。国家情報院や検察・セヌリ党はもちろん韓国内のメディアを名指しして“謀略騒動”という表現も使った。
北朝鮮はしかし長文にわたって対南非難の立場を表明しながらも、録音収録の存在や“RO”組織の集いなどは伝えなかった。“李石基”は一度も名前を挙げず、“統進党国会議員”として言及したのもほかの公安事件報道とは違いが生じている。