【取材日記】国土部・鉄道労組、反省以外に話す言葉があるのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.04 09:20
先月31日に大邱駅で発生したKTX・ムグンファ列車3重衝突事故は完全復旧するまで2日半かかった。4人が負傷した。大けがではなく、大惨事は避けた。しかしけが人の苦痛、復旧を待ちながら不便を感じた国民のことを考えれば、KORAIL(韓国鉄道公社)役職員と主務部処の国土交通部は反省のほかに話す言葉はないはずだ。
しかし国土部と鉄道労働組合が今回の事件を利用し、相手を非難し始めた。以前から葛藤を招いてきた「鉄道民営化」論争がまた浮上したのだ。鉄道労組は「国土部が鉄道民営化にこだわり、安全管理を徹底的にしなかったため、今回の事故が発生した」と主張している。「民営化による効率性を強調すれば、安全関連の投資が減り、事故はさらに頻発するおそれがある」ということだ。