【コラム】コンテンツ冷遇の韓国の観光対策
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.30 16:18
この夏は、ひどく不快だった。7月には明けても暮れても雨ばかり降り、8月は昼夜にわたって蒸し暑かった。普段とは違う天気にまぎれて、この夏はレジャー業界に意味深いニュースがいくつかあった。いや、理解し難いニュースと言ったほうがいいだろう。過去のニュースだが、必ずしも過去の話だけにはとどまらない。
外国人訪問の“理由”=政権が変わるたびに観光産業の育成政策があふれ出る。朴槿恵(パク・クネ)政権も先月17日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)から戦略観光産業育成方案を発表した。ところで今回は派閥勢力がとても強かった。レジャー業界の立場を代弁する政策数十件が一度に発表された。例えば船上カジノの許可、クルーズ専用埠頭の設置、外国人宿泊料の付加価値税払い戻しなどは観光業界の長年の念願事項だった。