【社説】李石基議員の「内乱陰謀」 公安捜査の典範を見せるべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.30 16:11
李石基(イ・ソッキ)統合進歩党議員らに対する「内乱陰謀」容疑捜査が本格化している。この事件をめぐる政治的な攻防と論争は手の施しようもなく広がる様相だ。こうした時であるほど興奮を抑えて事件の実体がどう表れるのか冷静に見守る必要がある。
国家情報院は昨日、李議員に対して事前拘束令状を、28日に逮捕されたホン・スンソク統合進歩党京畿道党副委員長ら3人に対しては事後拘束令状を請求した。李議員らの主な容疑は、地下革命組織を構成し、有事の際に国家基幹施設を破壊して社会を混乱させることを謀議したということだ。国家情報院や検察が具体的な捜査内容を明らかにしていない中、北朝鮮との連係の可能性まで提起されている。李議員と統合進歩党は「進歩・民主勢力を弾圧するための国家情報院のねつ造劇」と反発している。