「大卒新規採用する」36.6%…韓国の就職難、金融危機後で最悪(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.30 13:03
インクルートの調査結果では特に、中小企業の半分以上(52.8%)が大卒の新規採用計画がないことが明らかになった。中小企業より一回り規模が大きい中堅企業の場合も新規採用計画を立てていないところが38.9%に上った。中小・中堅企業が不況の衝撃をより直接的に受けるためとの分析だ。大企業は採用規模を昨年よりも10%減らした。中堅企業の新規採用の減少幅が最も大きく30.9%に達した。その結果、採用市場における大企業の比重は60%を超えた。
インクルートのイ・グァンソク代表は「30大グループを中心に採用拡大の見通しもあるが、高卒採用、時間制雇用、正規職の転換人員などが含まれている」としながら「実際の大卒新規採用の人材は減少すると見られる」と話した。彼はまた「企業らの経営条件が悪化する中で採用計画を立てること自体を躊躇(ちゅうちょ)している」と話した。今回の調査の結果、いまだ採用計画を立てられない大企業が3分の1ほどだった。