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【噴水台】時計は多いが時間はない韓国人

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.20 14:30
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南アフリカ共和国のケープタウンから船に乗って30分ほど行くとロベン島につく。

今月11日、アフリカ出張の際にこの島に立ち寄った。ロベン島は地球村の人権運動史の聖地の一つだ。ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領(95)が1964年から82年まで受刑生活を送った。島全体が博物館に指定されていてユネスコ世界文化遺産でもある。

 
ロベン島は過去ハンセン病患者の収容所であったが、59年から主に政治犯を閉じ込める監獄として使われた。米国のアルカトラズ島や全羅南道(チョルラナムド)の小鹿島(ソロクド、ハンセン病患者の療養所があった島)のような場所だった。第2次世界大戦時はドイツ・日本の攻撃に備える英国軍の防御基地の役割を果たした。バスに乗って島の一周観光をしてみると古い砲台・バンカーを見ることができる。ハンサムな黒人ガイドがバスを止めて砲台を示しながら説明した。「あの陣地は第2次大戦中に工事を始めた。しかし仕事をする速度が遅く、戦争が終わって2年後の47年に完工した」。それとともにガイドが付け加えた話がおもしろい。「欧州人は時計を持っているが、私たちは時間を持っている」。

もちろん、美しい浜辺風景とマンデラの18年間の軟禁生活の深刻な不調和が最も印象的だったが、帰国後はなぜか黒人ガイドの短いジョークがたびたび頭の中をぐるぐる回った。私も「時計はあるのに時間はない」という部類ではないのかと思うからだ。そういえば夏期休暇に行ってきた周りの知人たちは今年も例外なく愚痴をこぼした。「やっぱり休暇が最も必要な人は、たった今休暇に行ってきた人でしょう」。

ブータンやバングラデシュ・ナイジェリアの国民幸福指数が韓国より高いとしても、私は主観的な幸福感に過ぎないと見ている。私たちがこれほどの生活ができるようになったのは、寝てもさめても生きることに全力を尽くしてきた私たちの先輩世代のおかげだ。今の壮年層さえも、ちょっと前までは夏期休暇一週間さえ周囲の顔色をうかがってまともに享受できなかった。だから後進国に数日間旅行して「時間が止まったところだ」とうんぬん言って感心するのは、別の見方をすればちょっとうまく生きられるようになった国の国民の傲慢や自己欺瞞だともいえる。

だとしても私たちは唯一、激しい強迫観念やストレスを抱いて生きているという点だけは認めざるを得ないようだ。アフリカに持っていった本は、パニック障害経験者の手記『途中下車』だった。仕事中毒者で成功していた雑誌編集長の著者(北村森)は、パニック障害でやむなく会社を辞めて「仕事のリスクには常に強かったが、心身のリスクには鈍かった」と告白する。多くの人が今回の休暇に時間を争うように日程を決めて、行く所ごとにゆったりと楽しむよりも認証ショットを撮って次のコースへ向かったはずだ。周り道・オルレギルも戦闘のように足早に歩くのだろう。身についてしまった中年以上は仕方ないが、若い世代にまで譲る症状ではない。私たちも“時間”を自分のものにする時になった。

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    【噴水台】時計は多いが時間はない韓国人

    2013.08.20 14:30
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    イラスト=キム・フェリョン記者。
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