国家記録院長「盧元大統領、対話録を渡さなかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.19 11:17
パク・ギョングク国家記録院長が18日「〔盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が国家記録院に渡した〕最終裁可目録に、首脳会談の対話録はない」と明らかにした。複数の国会関係者によればこの日非公開で行われた国会運営委員会に出てきたパク院長は、「盧元大統領が国家記録院に資料を渡す前に最終裁可した資料目録に、首脳会談対話録があるか」という議員の質問に「ない」と答えた。議員が再度「当初から移管されていないのか」と尋ねるとすぐに「受け取ったものが全て」と話して国家記録院に首脳会談対話録が保管されていないことを確認した。国家記録院は首脳会談の対話録だけでなく首脳会談に関連したほかの主な書類や録音資料も保管していないことを明らかにしたと伝えられた。
パク院長はまた、盧武鉉政権の文書管理システムである“e知園”と国家記録院の検索システムに差があるために対話録を探せないのではないかという民主党議員の質問に「技術的に大きな問題はない」と答えた。