現代重工の原発関連役員、下請け業者から25億ウォン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.12 15:17
現代(ヒョンデ)重工業の原子力発電所事業の関連部署の元・現職役員が、納品業者から支援金25億ウォン(約2億2000万円)を受け取っていたことが明らかになった。検察はこの部署の役員だった人物を逮捕し、この支援金が韓国水力原子力(韓水原)幹部の自宅と知人家から発見された数億ウォンの現金と関連があるか集中的に調べている。
11日、検察と現代重工業によれば、同社の自主的な内部監査の結果、電機電子システム事業本部傘下のターンキー事業部の役員25人が2001年から2012年まで下請け業者7社から25億ウォンを受け取っていた事実を摘発した。役員は下請け業者にライン納品の代金を水増しさせて支払った後、一部を支援金として返してもらう手法を使った。受け取ったお金は会社の遊興費・接待費などで使い、一部は個人が持っていったことが監査結果で確認された。現代重工業は関連役員4人を解雇して21人は減給・停職などの懲戒処分にした。また会社のお金を横領した容疑で一部の役員を蔚山(ウルサン)地検に告発した。