現代韓国の映画史はCG技術発展の歴史
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.09 15:43
映画『 MR.GO』のデジタルキャラクター“リンリン”が完全な韓国内の技術で誕生するまで、韓国映画は多くの挑戦と試行錯誤を経てきた。現代韓国の映画史はコンピューターグラフィックス(CG)技術の発展の歴史でもある。忠武路(チュンムロ)でCGが本格的に使われ始めたのは1990年代にファンタジージャンルが登場してからだ。
CG技術が浮上してきた最初の映画としては『 KUMIHO 千年愛 』(1994、パク・ホンス監督)が挙げられる。主人公を演じた女優コ・ソヨンがキツネに変わるシーンなどで、一つの形体が全く違う姿に変わるモーフィング技法が使われた。以後『銀杏のベッド』(1996、カン・ジェギュ監督)、『 ソウル・ガーディアンズ 退魔録 』(1998、パク・グァンチュン)、『愛のゴースト』(1999、イ・グァンフン監督)、『 リザレクション 』(2002、チャン・ソンウ監督)などのファンタジー映画でCGが主に使用された。