李在賢CJ会長を拘束・・・韓国新政権初の大企業トップ収監
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.02 15:20
CJグループの李在賢(イ・ジェヒョン)会長(53)が、数千億ウォン台の秘密資金を運用した横領・背任・脱税の容疑で1日拘束された。新政権になって大企業のトップが拘束されたのは初めてだ。ソウル中央地方裁判所のキム・ウス令状専門担当部長判事(47)は「犯罪容疑が疏明され、逃走や証拠隠滅の恐れがある」としてこの日夜10時頃、李会長に対する拘束令状を発行した。
令状実質審査を終えた後、ソウル中央地検特捜部の調査室で待機していた李会長はこの日午後10時55分に検察庁舎を出てソウル拘置所へ向かった。李会長は「国民に心配をかけて申し訳ない」と短い所感を明らかにした。グレーのスーツ姿に黒ぶちのメガネをかけた李会長は、明らかに疲れた表情だった。現場にはCJグループ役員20人余りが出てきて沈痛な表情でこの場面を見守った。李会長は生涯初めての収監生活をすることになった。