朴大統領「西安、韓国にも無限の可能性が開かれる所」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.01 13:45
朴槿恵(パク・クネ)大統領一行をのせた空軍1号機が中国陝西省の省都・西安に到着したのは先月29日午後4時50分(韓国時間)。北京を離れて1時間40分余りの飛行であった。飛行機のタラップから降りるやいなやサウナに入ってきたような熱気が全身を覆った。体温よりも高い37度。砂漠のような気候であった。バスが空港を出て高速道路を走るとすぐに両側には限りない平原が広がった。その昔シルクロードの出発点だった関中平原の中心にいることを実感させた。
しかし都心に入るとすぐに全く違う姿が視野に入ってきた。西安中心部の鐘楼の近くには唐王朝の全盛期を連想させるイスラム街が残り不夜城をつくっていた。都心から少し抜け出せば高層ビルや高層マンションが天を突き刺すようにそびえていた。相当数のマンションの屋上屋根が中国伝統様式の装飾で美しくほどこされていた。過去と現在の共存だった。