07年南北首脳会談の損益計算書、実益は北朝鮮が…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.27 11:30
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記による07年南北首脳会談の対話は、合意文にどのように盛り込まれたのだろうか。
10・4宣言に基づくと、盧元大統領が意志を表した西海平和協力特別地帯など経済協力プロジェクトが主軸と見なせる。漢江(ハンガン)河口の利用、開城(ケソン)工業団地、鉄道連結、造船協力など事業項目が少なくないからだ。離散家族再会、白頭山(ペクドゥサン)観光、08北京オリンピック(五輪)南北共同応援団の北朝鮮経由鉄道利用などにも合意した。こうした点を意識したかのように、盧元大統領は帰還報告会で「共同宣言文をよく見れば、本当に重いふろ敷であることが確認できるだろう」と述べた。