あすから韓国中部地方で梅雨入り…電力難は多少緩和
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.06.16 10:26
ぎりぎりの状況だった電力需給事情が今週初めには多少改善される見通しだ。定期点検中だった原子力発電所1基が再稼働するほか、梅雨が始まるためだ。だが、今週後半からは蒸し暑さとともに電力需要も急増することが予想される。
原子力安全委員会は15日午前11時から慶尚北道蔚珍(キョンサンブクド・ウルチン)のハンウル原子力発電所5号機(発電容量100万キロワット)の再稼働を承認したと発表した。ハンウル5号機は先月3日から定期検査(計画予防整備)のため稼動が中止されていた。原子力発電所が再稼働しても稼動率が正常軌道に乗るまでには3~4日が必要とされる。原子力安全委員会はハンウル原子力発電所5号機の施設性能と運営能力など93項目に対し定期検査した結果、原子炉などは技術的基準を満たしている説明した。