サイト広告が情報に変身…月1000万ウォンで“専門”病院になれる(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.12 13:50
江南(カンナム)のある整形外科は、患者の間では“両あご専門病院”で通じる。ポータルサイトのネイバーに“両あご専門”で検索するとしばらくの間、この病院が上位に露出していたためだ。だが、両あご専門病院は韓国内には存在しない。韓国内の専門病院は99カ所だけで、保健福祉部が21種類の疾患に対して人材・施設・設備などを点検して指定する。これ以外で“専門病院”の名称を使えば医療法違反だ。ところが一般病院がネイバーにお金を支払って、“レーシック専門”“インプラント専門”のような検索をすれば自分たちが結果に出てくるようにし、消費者はここを専門病院と信じて訪れていた。
大韓専門病院協議会はネイバーに嘆願を提起し、福祉部も是正を要求した。だがネイバーはすぐには受け入れなかった。協会関係者は「ネイバーは公権的な解釈が必要だとして長引かせ、協会から告発すると言った後に広告をおろした」と話した。ネイバーは病院1カ所あたり月1000万~3000万ウォン(約85万6000円~256万円)ずつ広告料を回収していたことが分かった。