【中央時評】南北首脳会談を議論すべき理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.10 14:26
わずか数日前まで朴槿恵(パク・クネ)政権の韓半島信頼プロセスは疑いの目で見られていた。本当にこれが政府の真意なのか、真意だとしても効果はあるのかという批判が少なくなかった。しかし先週の大反転は状況を根本的に変えた。北朝鮮が6日、祖国平和統一委員会の談話で、韓国政府の当局者対話要請を電撃的に受け入れた。韓国側も速やかに動き、6年間中断していた閣僚級会談の突破口が開かれた。
幸いだ。2カ月前まで韓半島に戦争でも勃発するかのように速報を出していた海外メディアは今、対話局面への転換を先を競って報道している。不安の中で心配していた国民も安堵しているはずだ。7日に開かれた米中首脳会談でも当然、好材料として作用したとみられる。このように南北間の対話はそれ自体が好循環の希望的なメッセージを与える。