“原発マフィア”根絶に向け特別捜査団設置=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.31 11:30
検察が原発関連不正の徹底調査に乗り出した。朴槿恵(パク・クネ)大統領が原発事故と関連し、徹底的な原因究明とともに責任の所在確認を指示した2日後だ。このため30日、原子力部品試験成績書偽造事件を捜査中の釜山(プサン)地検東部支庁(支庁長キム・ギドン)に「原発不正捜査団」を設置した。原発不正と関連し、検察に初めて設置された特別捜査タスクフォース(TF)だ。原発不正捜査の経験がある検事7人と捜査官数十人が投入される。今回の問題はもちろん、原発関連の不正を完全になくすということだ。
最高検察庁の関係者は「国民が非常に不安を感じていて、単なる一つの事件の捜査で終えてはならないという判断」とし「少なくとも2、3カ月間ほど捜査を行い、類似の不正をすべて洗い出す」と述べた。