【社説】ソウルも国際仲裁のハブになれる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.28 13:33
ソウル国際仲裁センターがきのう開所式を行い正式にスタートした。貿易紛争を裁判より迅速で効率的に解決できる国際仲裁を韓国で進められるようになったのだ。いまやソウルが国際仲裁のハブに浮上するにはどのような努力が必要なのか探ってみる時だ。
きのう仲裁センターの開所式でソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長は、「新成長動力となる高付加価値サービス産業育成に重要な転換点になるだろう」と述べた。法務部の黄教安(ファン・ギョアン)長官も、「国際仲裁教育を強化し、専門人材を養成してセンター入居機関の意見を取りまとめ仲裁法改正に反映したい」と話した。今回のセンター開所は地方自治体と政府、弁護士団体がともに成し遂げた成果という点で高く評価できる。今後もセンター発展のための共同努力が続けられなければならないだろう。