北極をめぐる世界の「氷河冷戦」…韓国進出“運命の日”(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.15 10:47
2007年8月2日、ロシアの北極遠征隊が原子炉を装備した大型原子力砕氷船で北極点のロモノソフ海嶺に到達した。遠征隊はすぐに深海潜水艇「ミール1号」と「ミール2号」を海に投下した。暗黒の深海に入った潜水艇は水深4302メートル地点にチタンで作ったロシア国旗を立て、ここがシベリア山脈の延長でロシア領土であることを宣言した。北極をめぐる「氷河冷戦」の序幕だった。
ロシアを皮切りに北極に向かった各国の新ゴールドラッシュが始まった。米国が2009年1月に「北極地域政策方向」を発表しこの地域に対する安保と資源開発の青写真を発表する一方、北極探査予算を40%も増額したのが代表的だ。