【コラム】朴槿恵大統領をあまりにも知らない北朝鮮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.01 17:07
朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領は2002年、平壌(ピョンヤン)を訪問し、金正日(キム・ジョンイル)総書記と会談した際、悪くない印象を受けたようだ。朴大統領は07年に出した自叙伝で、当時の会談を回顧しながら、「金委員長はお互い心を開いてした約束を、できる限りすべて守ろうと努力する姿を見せた」と評価した。また「北側と打ち解けて対話をすれば、北側も約束した部分について守るべきことは守ろうと努力する。私は北訪問を通じてこういう確信を得た」と記述した。
その朴大統領が最近、考えを変えたようだ。朴大統領は先月29日、米国下院議員に会った席で、「(北は)あまりにも予測不可能なところだ。企業活動をするなら合意が誠実に守られなければならないが、一日で水の泡となる状況」と批判した。