韓国も2016年から定年60歳に、賃金ピーク制も事実上の義務化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.24 10:28
定年を60歳で義務的に延長するいわゆる「定年延長法」が23日に国会環境労働委員会法案小委員会を通過した。環境労働委員会小委員会を通過した改正案(雇用上の年齢差別禁止および高齢者雇用促進に関する法律一部改正案)は事業主が定年を理由に60歳以前に解雇する場合、不当解雇として処罰するようにした。
改正案はまた、「定年を延長する事業場の事業主と労組は賃金体系改編など必要な措置をしなければならない」と義務化した。定年延長にともなう企業の負担を緩和するため賃金ピーク制導入の道を開いておいたものだ。賃金ピーク制とは特定年齢から通常賃金を削減し、定年延長にともない賃金総額が増えないようにする制度だ。