【社説】米中の平和的韓半島非核化合意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.15 13:11
米国と中国が平和的な方法で韓半島の非核化を実現するために共同努力することで合意したとケリー米国務長官が明らかにした。ソウルを経て北京を訪問したケリー長官は一昨日中国の楊潔チ国務委員(外交担当)と会った後、米中の非核化推進合意は「修辞でない実際の政策」とし、「今後両国間の高官級接触が続くだろう」と話した。このためにデンプシー合同参謀議長、バーンズ国務副長官、情報当局責任者などが相次いで中国を訪問するだろうと付け加えた。米中が北朝鮮の核問題解決のためにそでまくりすることにしたということだ。
ケリー長官は北京で習近平国家主席、李克強首相、楊国務委員、王毅外相ら最高位層と相次いで接触した。核心議題は極度に緊張が高まった韓半島情勢だっただろう。韓半島非核化と北朝鮮体制の安定を見つめる両国の見方には差がある。中国は韓半島非核化を支持しながらも北朝鮮体制の安定を重視している。北朝鮮の安保不安を米国が解消させるべきで、北朝鮮を対話相手と認め交渉し妥協しなければならないということだ。米国は北朝鮮の核問題解決の鍵を握っている中国がより積極的に北朝鮮に圧力を加えるべきという立場だ。このような違いが解消されたものではないが、北朝鮮の核とミサイルはこれ以上先送りすることはできない足下の火であり、この火を消すために米中が言葉ではなく行動で積極的に取り組むことにしたというのは意味が大きい。