韓国国家負債、昨年は902兆ウォン…1年で16.6%アップ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.10 09:11
韓国人の平均寿命の延びとともに韓国国家の負債が急増している。韓国政府が軍人・公務員に支給しなければならない年金支給額が増えたためだ。企画財政部は9日、中央政府の財務諸表上の負債額が昨年902兆4000億ウォン(約78兆5990億円)で、1年前よりも129兆9000億ウォン(約11兆3143億円)増加したと明らかにした。わずか1年間で16.6%の増加だ。
国家負債の急増には、軍人・公務員に支給しなければならない年金負担が主な役割を果たした。これは政府が、年金を現時点で支給する金額基準として計算した方式で、受給者の月給が上がり寿命が延びる部分まで反映させた、いわゆる「発生主義会計」を適用した結果だ。この方式は、今すぐには出費しないけれども未来に出て行くほかのないお金は、結局は負債だと見る会計方式だ。低金利も年金充当負債を増加させた要因だ。金利が低いほど現在値で換算した負債の負担が大きくなるためだ。