北「南朝鮮にいる外国人は避難を」…きょう東海からミサイル発射か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.10 08:23
北朝鮮が9日、ソウルに滞留する外国人や機関を対象に避難を警告するなど戦争前夜の緊張感を高めている。韓国政府は、北朝鮮が早ければ10日に東海(トンへ、日本名・日本海)岸地域に移動させた長距離ミサイル(ムスダン級)を試験発射させる可能性があると判断し、対北監視を強化している。
朝鮮アジア太平洋平和委員会(以下、ア太平会)は官営の朝鮮中央通信による談話で「ソウルをはじめ南朝鮮にいるすべての外国機関と企業、観光客を含む外国人が、身辺の安全のために事前に避難および疎開対策を立てなければならないということを知らせる」と脅した。「戦争が起きる場合、南朝鮮にいる外国人が被害を受けることをわれわれは望まない」と伝えた。ア太平会はまた「朝鮮半島で戦争の導火線に火が灯れば、それは全面戦争としてわれわれの無慈悲な報復聖戦になるだろう」とも伝えた。ア太平会は労動党統一宣伝部傘下の対南機構として、前日(8日)に開城(ケソン)工業団地(以下、開城工団)を視察した後、「暫定中断」の談話を発表した金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線担当秘書が委員長だ。