【社説】韓半島の危機管理に万全を尽くす時
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.08 11:16
緊張を高める北朝鮮の攻勢が最終段階に向かっている。北朝鮮は過去に見せてきた行為を一気に浴びせている。停戦協定無効化宣言、戦時状態宣言、戦闘準備態勢の強化、軍事訓練の強化、南北・朝米間連絡線の遮断、開城工業団地通行制限などすべてのカードが動員された。平壌(ピョンヤン)駐在外交官退去圧力なども新たに見せた。このように戦争が迫ったことを知らせられる手段を総動員している。金章洙(キム・ジャンス)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長が“ヘッドライン戦略”と話す方式だ。
北朝鮮の意図についてはさまざまな分析が出ている。「若い年齢で権力を継承した金正恩(キム・ジョンウン)が権力基盤を固めようとしている」「貨幣改革(デノミネーション)の失敗など経済難解消のための努力が成果を出せず、緊張を必要としている」「3度目の核実験を契機に核能力を誇示し、核保有国の地位を固めようとしている」などだ。