【社説】北朝鮮、消耗的な挑発行為を中断すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.05 15:27
北朝鮮が韓米合同軍事演習を口実に緊張を高めている。 南北間、朝米軍当局間の通信線をすべて遮断したのに続き、韓国を狙った砲兵部隊には「1号戦闘勤務態勢」を、米国を狙った戦略ロケット軍には太平洋地域の米軍基地に対する打撃計画の完成を公言した。 続いて開城(ケソン)工業団地閉鎖の動きを見せ、東海(トンへ、日本名・日本海)側にミサイルを移動させるなど、緊張を高めるための手段を総動員している。
さらに08年に冷却塔を爆破した寧辺5000キロワット原子炉の再稼働宣言、核武装強化の法制化、「核放棄は破滅」と強調した金正恩(キム・ジョンウン)の演説などを通じて、核保有強化意志を明らかにしている。 最近の一連の行為は前例が見られないほど極端だ。 年末のミサイル試験発射、2月の3度目の核実験に続き、3カ月ほど続いている。