「全面戦争準備」翌日にバスケット場へ…金正恩の心理戦(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.11 09:38
自ら招いた緊張局面で自信を誇示するものだという見方もある。金正日(キム・ジョンイル、2011年12月死去)の場合、核実験などで米国の対北朝鮮圧力が強まれば、しばらく潜行した。しかし金正恩はその間、最前方訪問と攻勢的発言、活発な公開活動で対抗し、自分を露出させてきた。先軍指導者としての地位を固めた金正日に比べて不足する部分を、誇張した自信で満たそうとしていると、専門家は分析している。
キム・ヨンス国防大教授は「バスケット場の訪問や明るく笑う場面などは、住民を狙って演出したものとみられる」とし、「一触即発の緊張の中でも大胆な軍事指導者という印象を与えようという意図でようだ」と解釈した。