大統領と首相しかいない韓国新政権(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.27 09:32
発足2日目の朴槿恵政権は正常な国政運営をできずにいる状況だ。与野党の政府組織法改正案交渉が膠着状態に陥り朴槿恵政権の閣僚が任命状を受けられずにいるためだ。27日に劉正福(ユ・ジョンボク)安全行政部長官に対する聴聞会から始まり来月6日まで12人の閣僚候補者に対する人事聴聞会が予定されているが、新設・調整される残り4官庁の長官候補者らの聴聞会は日程さえ決まらずにいる。したがって国会で改正案処理が遅れる場合、国政の空転が長期化し国政混乱に陥る可能性がある。青瓦台高位関係者は、「正常な閣議が行えず重要な意志決定や予算執行などが中断され経済にも悪影響を及ぼしている」と話した。
青瓦台の運営も支障が出ている。金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長候補はまだ朴大統領の任命状を受け取ることができず候補の身分だ。