韓国の船にインドネシア海賊注意報
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.29 15:12
ソマリア海賊の出没が減っている一方、インドネシア海賊が出没が増えている。 韓国国土海洋部が28日に集計した昨年の世界海賊出没動向によると、ソマリア海賊の攻撃件数は75件で、2011年(237件)の3分の1レベルに減った。 主要国がアデン湾に海軍艦艇を派遣し、海賊掃討活動を行い、船会社が武装保安要員を乗船させるなど、海賊退治活動を行ったからだ。 これを受け、世界的にも昨年の海賊攻撃件数は297件と、前年(439件)に比べ32.3%減った。 乗っ取られた船の数も45隻から28隻に減った。
一方、インドネシア海域はソマリアを抜いて、世界で海賊が最もよく出没する地域に浮上した。 昨年81件の海賊攻撃が発生し、前年(46件)比で2倍近く増えた。 この地域は、最近の東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の経済成長とともに、船の移動が活発になっている。 韓国も日本と競争しながらASEANとの貿易を拡大し、船が頻繁に出入りする地域だ。