【時視各角】李大統領、強い気持ちで赦免拒否を(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.14 10:48
李明博(イ・ミョンバク)大統領は72年の人生で最も難しい決定を目前に控えている。実兄、メンター、友人、妻の親戚の4人に対する赦免問題だ。この決定は韓国社会の水準、李明博政権に対する評価、そして退任後の李大統領活動に大きな影響を及ぼすだろう。李大統領が国家指導者なのかそうでなければ張三李四の匹夫なのかも決まるだろう。
「人間・李明博」の苦心は十分に理解できる。兄の李相得(イ・サンドゥク)は父のような存在であり李大統領が大統領になるのを決定的に助けた。兄の友人の崔時仲(チェ・シジュン)は李大統領が長く頼りにしていたもう1人の兄だ。友人のチョン・シンイルは家族ぐるみで付き合う大学の同期で大統領選挙の際に李大統領に特別党費30億ウォンを貸したほど親しい。妻の金潤玉(キム・ユンオク)を考えると李大統領は妻のいとこのキム・ジェホンも冷遇することはできない。