【寄稿】「大陸棚文書」の国連提出に込められた意味=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.29 13:25
韓国政府が27日、国連大陸棚限界委員会(CLCS)に対し、韓国の大陸棚は200カイリを越えて日本・沖縄トラフまで延びていると主張する文書を提出した。日本が反対の立場であるうえ、中国が主張する大陸棚拡張と重なる部分が大きく、前途は険しいが、韓国の主張を正式に提出したこと自体には大きな意味がある。
国連海洋法協約(76条8項)に基づき、沿岸国は領海基線(海洋領土の基点)から200カイリを越える大陸棚の限界に関する情報を、公平な地理的配分の原則に立脚してCLCSに提出できるようになっている。したがって今回の韓国政府の大陸棚拡張主張は、国際法に基づく正当な権利行使ということだ。