韓国ビール、日本など先進国のノウハウに追いつけず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.18 14:25
日本のサッポロビールは麦芽の原材料である良質の麦を確保するため、国内外の特定農家を指定して管理している。 サッポロビール販売部のマネジャー忽那泰範氏は「ビールは自然発酵食品なので、原料が製品の質を決定する重要な要素」と強調した。 ブドウで作るワインのように、原料で味の等級が決まるということだ。 忽那氏は「水不足でブドウの作況が悪くなればワインの味が落ちるように、ビールも麦が裁培される地域の気候に大きな影響を受ける」と説明した。
忽那氏が明らかにしたサッポロビールの麦裁培国はカナダ・豪州・ドイツ・フランス・デンマーク・英国・日本の7カ国。 一方、国内ビール会社が麦を輸入する国はほとんど豪州だ。 関税庁によると、今年の韓国のビール麦の輸入量は4万5777トンで、うち豪州産が98.3%を占めた。 現地で発芽させて輸入する麦芽も豪州産が68.4%、米国産が18.7%だった。