韓国「羅老」と北朝鮮「銀河3号」 何が違う?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.17 17:04
北朝鮮が発射に成功した「銀河3号」長距離ロケットの元祖はロシア製スカッドミサイル。 1970年代末に導入し、これを逆設計する方法で弾道ミサイルのノドン1号、テポドン1号を開発した。 「銀河3号」はこうした技術の改良型だ。スカッドミサイルを分解して逆に技術を把握したため、技術を持たず独自で開発する方法より、はるかに容易に長距離ロケットを開発できた。それでもスカッドミサイルの導入から「銀河3号」の開発成功までには40年近くかかった。 このように長距離宇宙ロケットの開発は、莫大な資金と時間を投資して失敗を繰り返さなければ成功が難しい極限技術の結晶体だ。 これは北朝鮮だけでなく、独自の長距離ロケット技術を保有した国の共通点だ。 最近の「羅老」発射の延期と「銀河3号」の発射成功を契機に、長距離宇宙ロケットの科学を見てみる。
#試験用燃料費だけで数千億ウォン