ソウルの気温、56年ぶり最低…電力“ブラックマンデー(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.11 14:47
ソウルの気温が氷点下11.8度まで落ちた10日朝、ソウル江南区の韓国電力取引所「冬季電力需給非常対策状況室」。職員は状況板から目を離すことができなかった。午前8時から上がり始めた電力需要が午前11時10分、瞬間電力需要7470万キロワットを記録した。同時に予備電力は404万キロワット(予備率5.4%)に落ちた。すると、「このままでは電力需給警報が発令されるのではないか」という声が出てきた。
予備電力が400万キロワット以下に落ちて20分以上続けば「関心」が、300万キロワット以下に落ちれば「注意」段階が発令される。結局、この日午後5時44分、予備電力が350万キロワットまで落ち、「関心」段階が発令された。警報は36分後の午後6時20分に解除された。