「サムスン電子、アップル抜いて市場リーダーに」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.07 10:12
「安いからです」。サムスン電子の株価がなぜ上がるのかという質問に対し、成宗郁(ソン・ジョンウク)クレディ・スイス証券リサーチセンター長はこう答えた。利益を考えると株価はまだ高くないということだ。6日の終値基準でサムスン電子の株価収益比率(PER)は10倍。2年前は7.6倍、昨年は10倍だった。2年前に90万ウォン台だった株価は現在150万ウォン近い。しかし利益も増えているため、PERは変わっていない。先日まではアップルがそうだった。あまりにも利益が大きいため、株価がいくら上がってもアップル株の「バリュエーション」はいつも低かった。しかし今ではサムスン電子が同じような状況になっている。
サムスン電子は最近、最高値を更新している。5日の終値は145万5000ウォンで、過去最高値で取引を終えた。先月23日の143万7000ウォンを大きく上回った。翌日の6日には一時147万1000ウォンまで上がった。