주요 기사 바로가기

【時視各角】“精神的苦痛が蔓延した国”韓国、それでも人生の苦痛を抱え込まなければ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.09 10:51
0
議政府(ウジョンブ)教区喪葬礼学校長だった司祭チリロは生前にも胸の片隅に重くのしかかっていた一番下の弟です。臆病で世間知らずに見えて心配していた彼が、どうしてこのように重病の前で無心かつ泰然としていたのか理解できません。彼は痛みを訴えたり助けを求めたりすることもなく、その恐ろしい病気にさえも順応し、生命を全うする瞬間まで自分の日常を握り締めて愚直に生きました。あたかも「日常生活の守護」が自分の任務であるように。

弟の葬儀を終えて戻った日常には「人生に対する軽さ」があふれていました。修学能力試験を前にしてまた受験生がマンションから飛び降り、練炭で自殺を図った男性がつけた火でマンションの住民が避難する騒ぎがありました。テレビをつけると、多くの芸能人が「一時は自殺を考えた」という言葉をトークショーのように簡単に口にする姿を何度も目にしました。なぜこのように死が軽いのか…。こういう姿にむしろ非現実的な世の中を見ている気がしました。

 
経済協力開発機構(OECD)諮問官のスーザン・オコナー博士は、韓国の精神健康システム全般を扱った評価報告書で、韓国は世界最高レベルの自殺率、アルコール乱用とギャンブル、インターネット中毒、校内暴力など「精神的苦痛が蔓延した国」と診断しました。自殺を片手に代案として握り、病院で治療をしてもその苦痛はよくなるのでしょうか。誰にも人生の苦痛をすっきりと拭える方法はないはずです。死にいたる病気と闘わず、苦痛さえも自分の人生として抱え込み、最後の瞬間まで日常を手放さなかったチリロ神父のような人生もあったという話を、今この時期に伝えたかったしだいです。

ヤン・ソンヒ論説委員


【時視各角】“精神的苦痛が蔓延した国”韓国、それでも人生の苦痛を抱え込まなければ(1)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP