修学能力試験を前に祈る保護者=韓国・ソウル
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2012.11.05 14:55
太陽が沈みかけると、山の中腹にある寺の広場にはあっという間に冷気が染み込んでいきます。しかし合掌して辞儀をやめない人々の額には汗の玉が光っています。ソウル牛耳洞三角山(ウイドン・サムカクサン)のふもとにある道銑寺(トソンサ)での風景です。
いつでも祈りを捧げる人々で込み合う場所ですが、修学能力試験(日本のセンター試験に相当)を8日に控え、今は緊張感さえ感じられます。母親だけではなく、父親や弟・妹らの家族も手を合わせて祈ります。切実に祈りを捧げている姿に厳粛な気持ちになります。(中央SUNDAY 第295号)