【社説】大統領3候補がはまってはならない罠
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.04 12:37
済州(チェジュ)新空港、春川(チュンチョン)~束草(ソクチョ)高速化鉄道、忠清(チュンチョン)圏科学ビジネスベルト…。与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領候補の地域開発公約だ。南部圏新空港建設は近い将来公約に含まれることが確実という。すべて与野党の争いが熱い接戦地域だ。民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補は湖南(ホナム)・忠清を回り忠清圏広域鉄道網、都市鉄道2号線事業、光州(クァンジュ)アジア文化殿堂の建設などを約束した。どの公約も数兆ウォンから10兆ウォンがかかる事業だ。
このような渦中に文候補がLH公社本社誘致競争を行った慶尚南道晋州(キョンサンナムド・チンジュ)と全羅北道全州(チョンラブクド・チョンジュ)をめぐり相反した話までしたことが明らかになった。文候補は先月25日に党の慶尚南道選挙対策委員会の発足式で、「LH公社移転が含まれた晋州革新都市事業を計画通り推進する」と明らかにした。それより10日前に全羅北道での懇談会では、「奪われた土地住宅公社(LH公社)と遅々として進まない革新都市問題を自分のことのように解決していく」と確認した。