【社説】「不幸な事故」がないよう中国当局も努力すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.18 09:52
中国漁民が韓国海洋警察が発射したゴム弾に当たって死亡したのは遺憾だ。しかし違法漁労の取り締まりに対し、各種凶器を持って激しく抵抗した中で発生したため、やむを得ない状況と考えられる。正確な事件の経緯は調査結果が出てこそ分かるだろうが、ひとまず海洋警察の取り締まりは適法だったと判断される。
韓国の排他的経済水域(EEZ)で違法漁労をする中国漁船の横暴は、中国人でさえも「海賊行為と変わらないのでは」と話すほど悪名高い。鉄甲と鉄串で武装した中国漁船の姿は“海賊船”という言葉がより似合う。中国漁民が海洋警察の取り締まりに暴力で抵抗し、海洋警察要員の生命を脅かすことも多い。実際、昨年12月にはイ・チョンホ警査が刃物で刺されて死亡し、09年にはパク・ギョンジョ警衛が鈍器で海に落とされて死亡している。