【噴水台】海外で広がる韓国語、韓国内では冷遇…ハングルの日を公休日に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.05 11:08
今日から11日まで「ハングル週間」だ。ハングル頒布566周年を迎える今年、ハングルの日(10月9日)を前後した1週間を文化体育観光部がハングル週間と決めた。景福宮(キョンボックン)修政殿で開かれる「ハングル、豊かな世界」企画展をはじめ、多くの記念行事が準備されている。個人的にはハングル週間直後の12日、ソウル国立故宮博物館で開催される「朝鮮語学会受難70周年記念行事」に最も大きい意味を付けたい。朝鮮語学会事件は日帝強制占領期間である1942年10月、朝鮮語学会会員33人が鍾路(チョンノ)警察署に逮捕され、過酷な拷問を受けてイ・ユンジェ・ハン・ジンの2人はついに獄中で殉国した事件だ。咸興(ハムフン)で女学生が韓国語で話していたところを見つけられことが日帝の思想犯事件に飛火した。
今年は受難70周年の意味も大きいが特にハングル専用・漢字混用と立場が分かれていた国語関連団体がこの日の会場で「韓国語文学術団体連合会」を創立することにして、より一層意味が深い。永らくよそよそしくしてきた団体がひとまずハングル・漢字問題は取り上げて論じないことにし、ひとつ屋根の下に集まったのだ(中央日報9月26日付27面)一種の求同存異だ。地下の烈士もうれしがるだろう。