李大浩（イ・デホ、３０）が所属する日本プロ野球オリックスの岡田彰布監督（５４）が成績不振に対する責任を取り、辞意を表明したと伝えられた。

スポーツ報知は１８日付の電子版で、オリックスの岡田監督が前日（１７日）、チーム不振の責任を取り、球団に進退伺を出したと伝えた。

０９年末にオリックス監督を引き受けた岡田監督は、監督３年契約の最終年の今年、韓国の看板打者・李大浩を獲得し、リーグ優勝に強い自信を表した。 しかしエースの金子千尋をはじめ、巧打者の坂口智隆など主軸選手が相次いで負傷し、今季は一度もベストメンバーを整えることができなかった。 チームは１７日まで５０勝７０敗１０分けのパリーグ最下位で、事実上、ＣＳ進出は消えた。

球団は岡田監督の進退伺に対してまだ立場を明らかにしていないが、岡田監督の契約が今年で終わるため、後任選びを進めていくだろうと、スポーツ報知は伝えた。 現役時代最高の下手投げ投手で、現在野球評論家として活動している山田久志氏（６４）を最も有力な候補に挙がっている。

山田氏は１９９４年からオリックスで３年間、投手コーチを務めた。 特に山田氏はオリックスの９５年のリーグ優勝に続き、９６年の日本シリーズ優勝に大きく寄与した。 ０２－０３年には中日ドラゴンズを指揮し、躍進の礎をつくったという評価を受けている。