「韓国、日米と強力な関係維持し、中国とは…」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2012.09.10 15:07
まず、勢力の均衡という枠の中で戦争の可能性を論じる現実主義の立場から始めた。 コヘイン教授はこう語った。 「地政学と勢力均衡の観点で見れば、日米と強力な関係を維持するべきだ。 韓国の独立を脅かす可能性が高いのは中国だ。 中国が危険な民族主義勢力になる場合、韓国を助けられる友邦と対立関係を形成してはならない。 よくない歴史的な来歴に関係なく、日本と強力な関係を発展させるのが賢明だ。 しかし現実主義の観点で見ても、中国と最大限に良い関係を当然維持しなければならない」。
自由主義の立場では国よりも国際機構、戦争よりも平和・貿易を相対的に重視する。 これに立脚したコヘイン教授の処方はこうだった。 「自由主義で見ると、中国との相互依存性を高め、強力な友好関係を結ばなければならない。 これまで韓米、韓日関係は中国を脅かすものと見えた。 これを脱皮し、韓国は‘信頼できる中国の支持勢力’というインセンティブを中国に提供しなければならない。 未来に状況が悪化する可能性に対応し、中国とお互い信頼できる制度的装置を用意するべきだ。 国際機構で韓国は中国と緊密な関係を結び、これを土台に懸案によって協力したりお互い違う立場を標ぼうできなければならない」。