【グローバルアイ】李明博大統領、すでに頬を殴ったのなら(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.28 09:43
「(党の)中に残ってもシベリアにいるのと同じだが、(党の外に)出ても寒いだろう」。5年半前の07年3月、忠清北道(チュンチョンブクド)地域の高速道路サービスエリア。当時ハンナラ党の大統領候補だった李明博(イ・ミョンバク)大統領が党内のライバルだった孫鶴圭(ソン・ハッキュ)候補についてこう述べた。07年大統領選挙戦の序盤を揺るがした有名な‘シベリア発言’だ。
当時、李候補は忠清圏の拠点地域を訪問中だった。地方へ出張に行けば高速道路のサービスエリアに好んで立ち寄る李候補は、この日も同行記者2人とお茶を飲みながら問題の発言をした。この発言の10日後、孫候補は「私はシベリアに行く」と言って未練なく党を離れた。