サムスン・LG電子に追いつけ…日本企業が次世代OLED共同開発(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.27 09:35
日本電子企業のソニーとパナソニックが手を組んだのは、韓国のサムスンとLGに追いつくための「敵との同床」だ。ソニーとパナソニックはテレビ用の次世代有機発光ダイオード(OLED)パネルとモジュールを共同開発する契約を結んだと25日、公式発表した。OLED部門で協力を図っているという最近のうわさを公式化したのだ。両社の協力は今回が初めてとなる。AP通信は「長期間にわたり競争してきたソニーとパナソニックが手を組んだのは、テレビ業界1位のサムスン電子に追いつかなければならないという両社の危機感をはっきりと見せている」と分析した。
サムスン電子とLG電子は今年上半期、55インチのOLEDテレビ量産型モデルを開発して公開し、下半期から販売する計画だ。日本企業はまだこの大きさのOLELテレビを出していない。OLELテレビ市場が急膨張すると予想されるため、さらに後れをとる前にこの市場に参入するという覚悟とみられる。格付け機関のフィッチは「OLEDテレビに対する消費者の需要は正確でないが、日本製造企業が投資を始めなければOLELテレビ市場が拡大した際に遅れをとる可能性がある」と明らかにした。