「韓国、入漁料払わず漁獲可能な海は25%だけ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.26 09:18
「世界の大国が先を争って海洋資源確保に出ています。その渦中でわれわれの海はますます狭くなっています」
東遠(トンウォン)グループの金在哲(キム・ジェチョル)会長が自ら準備してきた太平洋の地図を広げた。25日にソウルの韓国プレスセンターで開かれた「第1回韓国海洋ジャーナリストネットワーク」で、「大韓民国海洋産業の現在と未来ビジョン」という主題で講演をしている途中だった。広い海の地図はピンポン玉ほどの白い円がいっぱいに描かれていた。太平洋の島国が設定した排他的経済水域(EEZ)の表示だった。ここで韓国漁船が操業するには「入漁料」を出さなければならない。お金を出さずに自由に魚を取ったり資源を開発できる領域の青い領域は地図上の海全体の4分の1を少し超えるほどだった。