【社説】民主党の傲慢をなくすリーダーシップが必要だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.15 12:08
民主統合党の韓明淑(ハン・ミョンスク)代表が総選挙敗北の責任を取り辞任した。迅速な辞任は正しい判断だ。今回の総選挙で民主党は信頼できるほどのリーダーシップを見せることができなかった。新しいリーダーシップで党を再整備すべきというのが民心の命令だ。
今回の総選挙の結果をめぐり民主党の一部からは「敗北ではない」という自己合理化主張が提起されている。韓代表の辞任を引き止める慎重論は同じ脈絡だ。まさにこうした傲慢が民主党の総選挙惨敗の原因だった。最近の社会的雰囲気とこれを反映した世論調査の結果を考えると民主党はセヌリ党に惨敗した。韓代表の退任の辞のように国民の期待を受け止められず熱望を引き出すことができなかった。