韓国警察トップが引責辞任…対応が遅れ女性殺害を防げず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.10 10:14
京畿(キョンギ)地方警察庁が水原(スウォン)殺人事件の犯行の場面が入った映像を確保しながらも、7日間も隠していたことが確認された。犯人の中国同胞オ・ウォンチュン容疑者(42)が被害者の女性Aさんを殺害する前、自分の部屋に強制的に連れ込む場面の映像だ。これを受け、警察が112申告内訳などはもちろん、防犯カメラの映像まで組織的に事件を隠したという指摘が出ている。
警察は9日、オ容疑者が1日夜に帰宅中のAさんの前に突然現れ、押し倒した後に家に連れ込む13秒間の映像を公開した。映像は、オ容疑者が家の前にある電柱に隠れていて、Aさんがバス停留場で降りて1キロほど離れた家へ向かって歩いていく場面で始まる。Aさんが電柱の前を通過する瞬間、オ容疑者が後ろから襲った。Aさんが倒れた後、すぐに自分の部屋に連れ込むなど計画的に犯行をしたことが明らかになった。