1キロ18万ウォン、鯨肉の価格が昨年の2倍に=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.16 13:53
先月21日、韓国蔚山市(ウルサンシ)方魚津(パンオジン)水産協同組合。全長7.5メートル、重さ2トンのミンククジラがクレーンで吊るされている。漁船の刺網に掛かって死んだクジラが競りにかけられたのだ。約20人の激しい競合の末、1億10000万ウォン(約800万円)で競り落とされた。40年間余りクジラの競売をしてきたチャン・セヒョンさん(63)は「同じ大きさのクジラが昨年初めまでは5000万ウォンほどだった」と落札価格に驚きを表した。
この日、このクジラは解体されて、飲食店に販売された。卸売り価格は最も高い部位「あご肉」が1キロ17万-18万ウォン。1キロ7万ウォンほどの牛ひれ肉の2倍以上だ。尻の部位も1キロ15万ウォンを超える。クジラの皮(1キロ8万-9万ウォン)と内臓(1キロ5万-6万ウォン)、赤身(1キロ3万-4万ウォン)も昨年初めに比べて2倍に上がった。